日本の経済が衰退したのは、製造業に就く若者が少なくなり、
人材不足に陥ったからだ、という論説を、イギリスの経済誌が
発表したとのことである。
確かに、今の若者は、あまり製造業に携わろうとしないイメージがある。
また、製造業に対する派遣労働者の規制により、企業側も
なかなか人員を確保しづらくなった、という部分もあるだろう。
しかし、それだけが衰退の理由ではないと思う。
そもそも、安価に物品を製造するには、労働コストの安い海外に
依存してしまうのはしょうがないところだし、
少なくなったとは言え、製造業自体の求人や就労者も当然いる。
日本人のみんながみんな、製造業を忌避しているわけではないのだ。
日本人による質の高い製品製造というのは、今でも継続して
行われているのだし、日本というブランドは、未だに揺るぎない
地位を保持していると思われる。
では、なぜ日本経済が衰退していったのか、と言うと、
経済の専門家でもない自分には一概に断ずることは出来ないのだが、
世界的な不況の煽りを受けてしまった、というのが、
一番大きい気がする。
また、無駄を省く、という部分において、バブル期からの悪習で
なかなか徹底出来ていないところもあるだろう。
製造業以外の部分では、日本の経済はまだまだ元気であろうし。